11号「ボランティア」

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シニアかわら版11号
シニアかわら版11号(2009年12月・2010年1月)

 

・市民活動をバックアップする「西東京ボランティア・市民活動センター」(1面)

 何か人の役に立つことをしてみたい、リタイア後は地域のお手伝いがしたい―。そんな思いの人たちが訪れるのが西東京ボランティア・市民活動センターです。 逆に、こんな手伝いをしてくれる人はいませんか、と訪ねてくるグループもあります。

 

 《人をつなぐ》

 このように活動の場を求める人と、そのような人を探しているところを結びつけることは、センターの大切な役割です。 職員の篠原保之さんは言います。「ボランティアには2つのタイプがあります。人との付き合いが好きな人と物づくりが好きな人。それぞれに合った活動先を紹介するのも私たちの仕事のひとつです」 どんな活動があるのか、一部を紹介すると―・障がいのある人の手助け (付き添い、一緒に遊ぶなど)・高齢者施設での手伝い (話し相手、趣味の手伝い)・外国語、折り紙、書道や楽器演奏、料理などの特技を生かした活動 ボランティア志願のなかには、*就職が決まったので、それまでの半年ばかりを社会貢献の時間にあてたい…*子育てから手が離れたので 午前中だけ人の役に立つことをしたい…など、動機は様々です。

 

 《すそ野を広げる》

 センターでは、ボランティアを志す人たちのための「ボランティア初めて講座」や孤独な人、病気などで苦境にある人の話に耳を傾け、精神的なやすらぎが得られる手助けのための「傾聴ボランティア養成講座」を催したり、ボランティア志願者と受け入れ先をマッチングさせる目的のイベントを行ったりしています。また、夏休み期間には福祉施設やボランティアグループで実際に活動を体験してもらう機会をつくり、活動する人のすそ野を広げようとしています。

 

 《こころを育てる》

 子どものころからボランティアのこころを育てることも大きな目標です。夏休みの体験ボランティアのほかに、小・中学校での総合的な学習の時間に協力して、車いすの押し方、手話、点字などを知ってもらい、相手の立場を理解するやさしいこころを育てたり、人に感謝される喜びを感じてもらったりしています。

 

 《広報紙を出しています》

 センターが2カ月ごとに発行している広報紙「ぼらんてぃあ倶楽部」は市役所や公民館などの公共施設ほかで手に入ります。ボランティア活動の具体的な様子や募集記事に出合うことができます。 11月1日号にはこんな募集記事がありました。★FC東京「サッカー場で 車いすサポート」  車いすで来場した人のチケットもぎり、誘導など★稲門寺子屋西東京小・中学生の学習指導ボランティア 

 

 ボランティアについていろいろと知りたい方は、センターを気軽に訪ねてください。係員が丁寧に対応してくれますので、あなたの知りたいことがきっときっと分かると思います。 西東京ボランティア・市民活動センターは、田無町5―5―12、田無総合福祉センター4階(042・466・3070)

(向台町・有馬)

 


・農場博物館を整備・案内する「東大農場ボランティア会」(2面)
・知的障がい児と過ごす「さざんかクラブ」(3面)
・子育ての経験を生かす「てぶくろの会」。手話サークル「山茶花の会」(4面)

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